対中窓口トップを収賄容疑で逮捕=与党大物、総統のライバル―台湾
【台北時事】台湾の桃園地方検察署(地検)は6日、台湾の対中窓口機関、海峡交流基金会トップの鄭文燦理事長(57)を収賄などの容疑で逮捕したと発表した。鄭氏は与党・民進党の有力者で、容疑を否認。裁判所は検察の勾留請求を退け保釈を認めた。
鄭氏は桃園市長や行政副院長(副首相)を歴任し、総統候補にも名前が挙がる頼清徳総統のライバル。中国と距離を置く民進党の中で数少ない中国とのパイプを持つ「知中派」としても知られる。政府要人の汚職疑惑に野党の攻勢が強まるだけでなく、対中政策や民進党内の力学に影響が出る可能性がある。
収賄容疑の詳細は明らかにされていないが、複数の台湾メディアは2014~22年の桃園市長時代に土地計画を巡り賄賂を受け取った疑いがあると報じている。
[時事通信社]
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