2024-07-06 18:10スポーツ

杉浦と蝉川、パットで明暗=しのぎ削る若手2人―日本プロゴルフ

18番、パーパットを外し、悔しそうな表情の蝉川泰果=6日、岐阜・富士C可児C志野
18番、パーパットを外し、悔しそうな表情の蝉川泰果=6日、岐阜・富士C可児C志野

 ともにアマチュア時代にツアーを制した杉浦と蝉川。予選ラウンドを首位タイで突破した実力派の若手2人が、メジャー制覇へしのぎを削っている。
 伸ばし合いとなった3日目。序盤にイーグルとバーディーを奪った蝉川に対し、杉浦は3番でボギー。それでも、「始まったばかり」と焦らず、淡々とバーディーを重ねた。パットがさえたこともあって「安全にショットを打てた」。後半は4連続バーディーを奪って単独首位に躍り出た。
 蝉川はパットがわずかに外れる場面が多く、序盤につかんだ流れを失った。最終18番では今大会初のボギー。「めっちゃ悔しかった。(ノーボギーの)記録をつくりたかった。2打差より1打差の方がすぐ逆転できるのに」。最終日の巻き返しを誓った。
 2打差の2位で追ってくる蝉川に杉浦は怖さを感じているそうで、「大学の時のすごさは覚えている。勢いに乗ったら止まらない」と警戒を強める。蝉川は「誰よりも勝ちたい気持ちを持つ。落ち着くのではなく、ガチで(優勝を)取りにいく」と力を込めた。
[時事通信社]

同組でラウンドする(左から)杉浦悠太、蝉川泰果、清水大成=6日、岐阜・富士C可児C志野
同組でラウンドする(左から)杉浦悠太、蝉川泰果、清水大成=6日、岐阜・富士C可児C志野

最新動画

最新ニュース

写真特集