攻撃の幅見せた日本=堅守速攻で着実に得点―バスケット女子
パリ五輪前、国内最後の一戦をしっかり勝ち切った。攻撃の軸となる3点シュートは45本中12本と低調。それでも、守備から速攻につなげて92得点を挙げた。恩塚監督は「いい流れではなくても、自分たちのバスケットをやり切ることができていた」とうなずいた。
主にゴール下で攻守に体を張る高田が、外からも積極的にシュートを狙い、チームトップの23得点。3点シュートがことごとくリングに嫌われたシューターの林も、リバウンドやルーズボールに飛び込み貢献した。林は「チームのプレーの幅は広がった。攻撃がうまくいかなかったとき、みんながやるべきことを理解していた」と納得の表情で振り返った。
パリ本番ではライバルたちは日本の強みを封じにくる。なかなか3点シュートを決められないことも想定できるだけに、着実に得点を重ねることができたのは大きな収穫だ。
大きな手応えを胸に、チームは欧州遠征に向かう。本番前最後の仕上げへ、指揮官は「五輪で選手が力を出し切れるようにするための機会。自信をつける成果と課題を得たい」とテーマを掲げた。
[時事通信社]
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