未承認薬、国が情報整理へ=「ドラッグ・ロス」改善目指す―厚労省
海外で使われている薬が日本で実用化されていない「ドラッグ・ロス」の問題を改善するため、厚生労働省が国内未承認の医薬品の情報を独自に整理し、製薬企業に日本での臨床試験(治験)を求める取り組みを近く始めることが5日、分かった。同省の有識者検討会で報告された。
厚労省によると、欧米で承認され、日本では未承認となっている医薬品は、昨年3月時点で143品目ある。このうち86品目は、日本での承認申請に必要な国内での治験が始まっていないという。
同省はこれまで、学会や患者から要望があった場合のみに国内での承認の必要性を判断し、企業に治験の実施などを求めていた。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
メキシコ、カナダへ関税「逆効果」=トランプ氏は再考を―米大統領
-
「103万円の壁」見直し表明へ=石破首相、政治改革に意欲―所信表明
-
猿人と原人の足跡発見=150万年前、同時期に残る―ケニア
-
シリーズ新作が上位に=2024年ベストセラー
-
シフィオンテクが1カ月出場停止=禁止薬物検出で―女子テニス
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕