政党法の早急な制定を=政策評価を強化―同友会夏季セミナー
経済同友会の夏季セミナーが3日、長野県軽井沢町で2日間の日程で始まった。「共助資本主義の実現」をテーマに、令和時代の政治改革や社会保障モデルを議論。政治不信の解消に向け、政党ガバナンスコード(統治指針)を義務化する政党法の早急な制定を求め、政党の政策評価を強化する方法について検討した。
新浪剛史代表幹事は、政治改革の実現へ「同友会としてシンクタンクをつくり、政策がマニフェストに対しどうだったか検証すべきだ」と政策評価を強化する考えを示し、政党法について「定めるタイミングだ」と強調した。政策実現に向けて同友会が直接政治参加すべきだとの意見に対しては「同友会として(候補者を)出していくことはない」と否定した。
[時事通信社]
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