2024-07-01 06:07スポーツ

夏場所V大の里、新関脇昇進=平戸海が新小結―大相撲名古屋場所

 日本相撲協会は1日、大相撲名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の新番付を発表し、新小結だった5月の夏場所で初優勝を遂げた大の里が新関脇に昇進して西に就いた。幕下付け出しデビューから所要7場所での新関脇は昭和以降では2位に並ぶスピード出世。平戸海が新小結となり西に座った。長崎県からは2001年初場所の隆乃若以来。
 大関は琴桜、豊昇龍、貴景勝の序列で、貴景勝は9度目のかど番を迎える。照ノ富士を含め、1月の初場所以来の「1横綱3大関」。他の関脇は阿炎が東、大関から転落した霧島が東の2番手に。大栄翔が三役に返り咲いて東小結。
 新入幕は不在で、元関脇の若隆景が1年ぶりに幕内復帰。遠藤、千代翔馬、輝、武将山も再入幕を果たした。110年ぶりの新入幕優勝を遂げた3月の春場所で右足首を痛め、先場所を全休した尊富士は東十両2枚目に。幕内優勝から1場所での十両転落は史上最速。
 新十両は日体大出身の嘉陽と、生田目の2人で、藤青雲が再十両。 
[時事通信社]

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