2024-06-28 20:48スポーツ

DeNAの佐野、復調の先制打=中日・高橋宏を打ち崩す―プロ野球

 均衡を破ったのはDeNAの佐野の一打だった。四回、20イニング連続で無失点だった中日の高橋宏から先制の適時二塁打。「後ろにつなぐ気持ちでいった結果、いいスイングで捉えられた」と振り返った。
 四回1死で度会がチーム初安打を放って出塁。続く佐野は、2球目のわずかに甘くなったスプリットを捉えた。打球は中堅フェンスに直撃。好スタートを切った度会が生還した。それまで抑えられていた高橋宏を打ち崩すきっかけとなった。
 2020年は首位打者、22年には最多安打のタイトルを獲得した左打者。だが、今季はなかなか調子を上げられず、先発から外れることもあった。
 12日のロッテ戦で出場17試合ぶりの打点を記録。復調の糸口をつかみ、前夜も一時勝ち越しとなる3号2ランを放った。この日は5日以来の3番で出場。かつての定位置に戻ってきた29歳。闘志を燃やしバットを振る。
[時事通信社]

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