2024-06-19 16:13スポーツ

ボンズさんら悲しみの声=メイズさん死去で追悼

18日に死去した、現役時代のメイズさん(右)=1972年6月、ニューヨーク(AFP時事)
18日に死去した、現役時代のメイズさん(右)=1972年6月、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大リーグの伝説的な名外野手として知られるウィリー・メイズさんが18日に死去したことを受け、球界から追悼の声が上がった。
 メジャー歴代最多の762本塁打を放ったバリー・ボンズさんは自身のインスタグラムで「打ちひしがれている」と悲しみをつづった。父ボビーさんとチームメートだったメイズさんは黒人選手の代表格であり、自身の後見人的な存在だった。「今の自分を築いてくれた方。いつも傍らにいてくれてありがとう。永遠に愛している」と感謝の気持ちを表した。
 メイズさんに次ぐ通算630本塁打を放ったケン・グリフィーさんは「言葉を失っている。彼はフィールドの内外で、真の偉人だった。尊敬する人であり、友人だった」と悼んだ。ヤンキースの主砲ジャッジは「野球という枠を超越した特別な存在だった」と故人をしのんだ。
 20日には、メイズさんが黒人リーグ在籍時にプレーしたアラバマ州バーミングハムの球場でジャイアンツとカージナルスが公式戦を予定。米メディアでは、ジャイアンツOBでもあるメイズさんが試合時のイベントに参加しないことが伝えられたばかりだった。
[時事通信社]

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