曙ブレーキ、再生計画期間が終了=借入金490億円を返済へ
自動車部品大手の曙ブレーキは14日、ドイツ銀行を幹事とする320億円のシンジケートローン(協調融資)の契約を結んだと発表した。融資による調達資金に自己資金170億円を加え、事業再生計画で今月末を返済期限としていた既存の借入金490億円を返済する。これに伴い、再生計画期間は28日で終了する。
曙ブレーキは北米事業の不振などを背景に業績が悪化。2019年に私的整理の一種である事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)を申請し、国内外の工場の閉鎖・縮小などの構造改革を進めていた。
[時事通信社]
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