2024-06-13 16:38スポーツ

大谷の先制アーチ実らず=ドジャース、攻守にミス―米大リーグ

レンジャーズ戦の1回、先制のソロ本塁打を放ちチームメートに迎えられるドジャースの大谷=12日、ロサンゼルス(AFP時事)
レンジャーズ戦の1回、先制のソロ本塁打を放ちチームメートに迎えられるドジャースの大谷=12日、ロサンゼルス(AFP時事)

 ドジャースの大谷が夕日の差し込む右中間席へ豪快にアーチを架けた。試合開始早々の一回1死。フルカウントから甘くなったスライダーを捉え、先制の17号ソロ。力強いスイングから飛び出した2戦連発に本拠地は熱狂した。
 これでナ・リーグトップに立つオスナ(ブレーブス)の18本塁打に1本差。5月後半に左太もも裏を打撲した後は、思うような打撃ができない日もあったが、調子は上向きのようだ。ロバーツ監督は「ストライクゾーンで勝負できている。彼は世界最高の打者。ここ3、4試合は良い状態」と評価した。
 ただ、ドジャースは攻守でミスが出て勝ち切れなかった。守備では五回1死二塁で新加入の三塁手、ビジオが失策。その直後に逆転3ランを打たれた。
 攻撃では2点を追う九回2死一、二塁でへーワードが右中間二塁打を放って二塁走者が生還したが、一塁走者のパヘスが三塁コーチの制止に従わず、本塁に突入。タッチアウトで試合終了となり、パヘスは「サインを見ていなかった」と下を向いた。大谷の先制アーチから始まった試合だが、後味の悪い幕切れとなった。(ロサンゼルス時事)
[時事通信社]

17号ソロ本塁打を放つドジャースの大谷=12日、ロサンゼルス
17号ソロ本塁打を放つドジャースの大谷=12日、ロサンゼルス

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