カブスの今永、6試合ぶり白星=鈴木は先制導く二塁打―米大リーグ
今永がテンポのいい投球を見せ、6試合ぶりの白星を手にした。一回はわずか8球。3人で抑えて申し分のないスタートを切る。三回にソロで1点を失うも、六回までピンチなし。七回に無死から3連打を許して1点を失い、さらに2死三塁の場面で降板したが、救援投手が後続を断ち、そのまま逃げ切った。
5月1日のメッツ戦で5勝目を挙げた後、白星から遠ざかった。この日は自身の投球を見詰め直して臨んだ。「自分の長所を生かすため、高めの速球と低めの真っすぐに立ち返って、制球良く投げられた」と胸を張った。
3連敗中だったカブスは一回に3点を先制。左脇腹付近の痛みで前日欠場した鈴木が無死一塁から左越え二塁打を放ち、二、三塁とチャンスを広げ、その後に生還。鈴木は「今永さんはチームが苦しい中の登板だったので、プレッシャーがあったと思う。少しでも援護できたならよかった」。チームが一つにまとまっての勝利に笑顔だった。(シンシナティ時事)
[時事通信社]
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