「親存命中の再会へ、圧力を」=被害者の蓮池薫さん講演―北朝鮮拉致
北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(66)が6日、東京都内で開かれた内外情勢調査会で拉致問題について講演した。蓮池さんは「親世代が存命中に被害者らと再会させるよう、(北朝鮮に)プレッシャーをかけなければいけない」と訴えた。
蓮池さんは講演で、被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=と有本恵子さん=同(23)=について言及。めぐみさんの母早紀江さん(88)と恵子さんの父明弘さん(95)が存命中に問題を解決できなければ、北朝鮮にとって有利な条件を伴う解決は「半永久的に無理になる」と強調した。
蓮池さんはまた、北朝鮮が過去に、めぐみさんが1993年3月に死亡したと主張したことなどを例に挙げ、「北朝鮮の説明はでたらめで受け入れられない」と批判。「曖昧な決着では、残った被害者を見捨てることになる」と語気を強めた。
[時事通信社]
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