航空関連分野の輸出規制=国防相会談前に米けん制―中国
【北京時事】中国商務省は30日、軍の最高指導機関の中央軍事委員会などと合同で、航空・宇宙関連分野の輸出規制を7月1日から実施すると発表した。「国家安全保障の最適化」が理由としており、対立する米国へのけん制が狙いとみられる。
規制対象となるのは、航空機エンジン製造に必要な機器や工具など。香港メディアによると、米国へ多く輸出されている製品が含まれる。商務省は、台湾海峡や南シナ海で米国との軍事的緊張が高まっている現状を念頭に「中国の製品を使用し、中国の主権や安全保障を損なう活動をすることに反対だ」と主張した。
中国の董軍国防相は、シンガポールで今月31日~6月2日に開かれるアジア安全保障会議の場で、オースティン米国防長官と会談する予定。米中国防相の対面会談は約1年半ぶりで、台湾問題などを協議する見通し。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
大谷、敵地どよめく先頭弾=米大リーグ・ドジャース
-
トヨタ、ラピダスに追加出資へ=先端半導体国産化
-
大谷が先頭打者本塁打=リーグ優勝決定シリーズ―米大リーグ
-
金先物、初の1万3000円台=中東不安と円安で―大阪取引所
-
千葉・市川の連れ去り、男が出頭=首都圏の強盗と関連捜査―警察当局
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕