東京株、一時900円超安=米株下落受け
30日の東京株式市場は、米国株式が下落したことを受け、日経平均株価は一時、前日比900円超安となった。その後は買い戻しの動きが出て、午前の取引は前日比582円40銭安の3万7974円47銭で終了した。日経平均が取引時間中に3万8000円台を割り込んだのは5月13日以来。
米連邦準備制度理事会(FRB)高官によるインフレ警戒発言などで早期利下げ期待が後退し、米長期金利が上昇。これを嫌気した米主要株価指数がそろって下落した流れを引き継ぎ、東京株も値を下げた。節目となる3万8000円台を割り込んだことで「損失回避の売り」(中堅証券)が膨らみ、一時下げ幅が拡大した。
[時事通信社]
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