渡辺監督代行、執念の初采配=敗戦も「追い上げるしかない」―プロ野球・西武
![試合前、中日の立浪監督(左)とメンバー表の交換をする西武の渡辺監督代行=28日、バンテリンドーム](https://img.sp.m.jiji.com/image/out/20240528at71S_p.jpg?updated=1716869253)
11年ぶりに現場に復帰した西武の渡辺監督代行。初采配を前に「この交流戦は非常に大事になる。ファイティングポーズを見せていこう」。そう檄(げき)を飛ばしてナインを送り出した。
六回、投手今井の打席で「早めに仕掛ける」と鈴木を代打に送った。今井は3失点していたものの、まだ球数は78。この積極策は得点には結び付かなかったが、「1点でも2点でももぎ取っていく」との姿勢を采配で示した。
執念はオーダーにも表れ、指名打者制のないセ・リーグ球場で40歳の中村剛を一塁で先発起用。2軍で調子が上がってきたコルデロを昇格させ、7番に据えた。結果は零封負けに終わったが、「追い上げるしかない」と反転攻勢を諦めていない。
ゼネラルマネジャーとして編成のトップを担ってきただけに、低迷の責任を強く感じている。それでもユニホームに袖を通すことになった以上、「プロ野球人生を懸ける」と腹をくくった。
クライマックスシリーズに進める3位以内が現実的な目標。2008年には日本一にも導いた誇りは今も胸にあり、「自信を持って引っ張っていく」。58歳を先頭にチームは再スタートを切った。
[時事通信社]
![中日戦で指揮を執る西武の渡辺監督代行(右から2人目)=28日、バンテリンドーム](https://img.sp.m.jiji.com/image/out/20240528at87S_p.jpg?updated=1716869253)
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