2024-05-26 18:41スポーツ

新小結大の里が初優勝=大相撲夏場所千秋楽

日本相撲協会の八角理事長(右)から賜杯を受け取る大の里=26日、両国国技館(代表撮影)
日本相撲協会の八角理事長(右)から賜杯を受け取る大の里=26日、両国国技館(代表撮影)

 大相撲夏場所千秋楽(26日、東京・両国国技館)
 単独トップだった新小結の大の里が関脇阿炎を圧倒して3敗を守り、初優勝を遂げた。幕下10枚目格付け出しでデビュー。初土俵から最速の7場所目での賜杯獲得となった。琴桜は結びで豊昇龍との大関対決を制して11勝目。豊昇龍は5敗。
 十両は幕内優勝経験者の元関脇若隆景が制した。 
 
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 ◇幕内優勝力士略歴
 大の里 西小結 本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋。日体大で2年続けてアマチュア横綱に輝き、23年夏場所で幕下10枚目格付け出しでデビュー。同年秋場所で新十両となり、元横綱稀勢の里の弟子として初の関取に。24年初場所で新入幕を果たし、3場所連続2桁白星。同年夏場所で新小結。三賞は殊勲1、敢闘2、技能2。192センチ、181キロ。23歳。得意は突き、押し、右四つ、寄り。
 ◇十両優勝力士略歴
 若隆景 西6枚目 本名大波渥、福島県出身、荒汐部屋。東洋大出身。17年春場所初土俵。19年九州場所新入幕。22年春場所、双葉山以来となる新関脇で幕内優勝。23年春場所で右膝を大けがし、翌夏場所から3場所続けて全休して幕下に転落。24年春場所で十両に復帰。最高位は東関脇。182センチ、135キロ。29歳。得意は右四つ、寄り。
[時事通信社]

初優勝を決め、観客から拍手を受ける大の里=26日、東京・両国国技館
初優勝を決め、観客から拍手を受ける大の里=26日、東京・両国国技館

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