2024-05-25 19:27スポーツ

鹿島、充実の5月=攻守連動で名古2ゴール―Jリーグ

後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島の名古(中央左)ら=25日、札幌ドーム
後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島の名古(中央左)ら=25日、札幌ドーム

 鹿島が快勝で充実の5月を締めくくった。特に光ったのが前線の選手たち。2得点を奪った名古は「立ち位置とか、攻守において連動することができた」。納得の表情で振り返った。
 前半40分。敵陣で鈴木らがテンポ良くパスを回し、師岡がゴール前へ浮き球を送った。最後は抜け出した名古が左足で蹴り込んで先制点。名古は「チームとして狙っている形が出たシーンだった」。流れるような連係に胸を張った。
 前線からの守備で相手を押し込んだ。この姿勢が生んだのが、後半10分の追加点。ボールを回収しようとペナルティーエリア外に出た相手GKに対し、鈴木がプレス。GKがたまらず蹴り出したボールが甘くなり、これを収めた名古がロングシュートを決めた。「優磨(鈴木)のプレスがなかったら僕のところにはこぼれていなかった」と感謝した。
 5月は厳しい日程を戦ったが、リーグ戦は5勝1分け。3連勝で暫定2位となった。「非常にいい試合ができた。やるべきことをしっかりピッチで示してくれた」とポポビッチ監督。暑さが気になってくる季節を前に、しっかりと弾みをつける勝利だった。 
[時事通信社]

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