バイエルンが新指揮官にコンパニー氏招聘へ 報道
【ミュンヘンAFP=時事】サッカードイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘンが、トーマス・トゥヘル監督の後任として、イングランド・プレミアリーグからの降格が決まったバーンリーFCを率いるヴィンセント・コンパニー監督の招聘(しょうへい)に近づいていると、22日に独英メディアが報じた。≪写真は、イングランド・プレミアリーグ、バーンリーFCのヴィンセント・コンパニー監督≫
独紙ビルトや独スカイ、英紙ガーディアンは、コンパニー氏がバイエルンと大筋で合意に達したと報じている。コンパニー氏は契約が4年残ってるため、バイエルンはバーンリーのための補償パッケージに取り組んでいるという。
バイエルンは今年2月、最終的に今季の優勝を飾ったバイヤー・レバークーゼンとのタイトル争いで後れを取る中で、シーズン後にトゥヘル監督との契約を打ち切ることで合意していた。
レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督やドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督、オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督に就任要請を断られたと報じられているバイエルンはその後、欧州チャンピオンズリーグでチームを4強に導いたトゥヘル監督を引き留めようとしたが、トゥヘル監督によるとそのための両者の「条件が折り合わなかった」という。
バイエルンの長い後任候補者リストに新たに加わったコンパニー氏は、マンチェスター・シティ加入前にハンブルガーSVでプレーしており、ブンデスリーガでの経験を持ち合わせている。
コンパニー氏は2022年からバーンリーを率いると、同シーズンにチームを2部の王者としてプレミアリーグに引き上げた。しかしながら今季は20クラブ中19位に終わり、チームを残留には導けなかった。【翻訳編集AFPBBNews】
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