役力士の休場、相次ぐ=館内はため息―大相撲夏場所
館内は大関かど番の霧島の休場のアナウンスに大きなため息に包まれた。関脇若元春も休み、9人いる役力士の出場は4人のみに。連日「満員御礼」の熱気とは対照的に寂しい陣容となった。
霧島の決断に師匠の音羽山親方(元横綱鶴竜)は「心が崩れている。相当、覚悟を決めて、本人が変わっていかないといけない」。大関復帰を目指す7月の名古屋場所も、厳しい戦いになると予想する。
八角理事長(元横綱北勝海)は休場が相次ぐ役力士に「一生懸命、相撲を取っているから」と理解を示しながらも、「けがに強い体を自分でつくらないと」と奮起を促した。
[時事通信社]
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