根附、「ひやひや」の突破=ハイレベルなストリート―スケートボード
五輪予選が大詰めを迎えたスケートボード。海外勢のレベルが高い男子ストリートは、準決勝でもし烈な戦いが繰り広げられた。初の大舞台を目指す根附は決して低い点数ではなかったものの、ぎりぎりの8位。「レベルが高いほど楽しい」と強心臓ぶりものぞかせたが、「決勝みたいだった。ひやひやした」と本音もこぼれた。
自由演技「ラン」の1本目で90.43点をマークし、一発技を競う「ベストトリック」では最初の2本で85点を越えた。2本目には、はね上げたデッキ(板)を空中で縦に1回転させ、後輪部分だけをレールに引っ掛けて滑り降りる高難度の技に成功。だが、通過した他の7人はいずれも90点台を最低でも2本そろえた。世界選手権覇者の白井が姿を消す波乱もあった中で、何とか突破した。
昨年12月の世界選手権で2位に入り、3月の予選大会は初の優勝。他のスケーターがあまりやらない、かかとで板を蹴って回転させる「ヒールフリップ」を武器に、予選ランキングで日本勢2番手まで食い込んできた。
五輪予選シリーズ2戦は、得られるポイントが世界選手権の3倍近くに設定された。「きょうとは全く違う技をやろうかな」。パリ切符を手繰り寄せるため、秘めている大技を披露するつもりだ。(上海時事)
[時事通信社]
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