「金利のある世界」へ財政強靭化を=借金依存に警鐘―財政審建議案
財政制度等審議会(財務相の諮問機関)が、経済財政運営の基本指針「骨太の方針」に向けまとめた建議(意見書)案が17日、分かった。日銀の政策変更で「金利のある世界」が訪れ、国債(借金)頼みの財政は転換点を迎えており、「財政を強靱(きょうじん)化させることが強く求められている」と強調。現行の財政健全化目標を堅持し、歳出改革を継続するよう求めた。
今後の財政運営について、建議では「巨額の債務残高を抱える中、金利が上昇すれば、利払い費は膨らみ、その影響は長期に及ぶことが懸念される」と指摘。「地震、新たな感染症、安全保障上の有事といった事態にも備える必要がある」とも明記し、膨張した歳出構造をいち早く平時に戻すべきだと警告する。
[時事通信社]
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