2024-05-09 17:27

堀江氏かたり、2億円超詐取=被害男性、音声メッセージで信用―大阪府警

 大阪府警は9日、実業家の堀江貴文氏をかたった虚偽の投資話で、府内の会社経営の70代男性が約2億2490万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。府警は詐欺事件とみて詳しく調べる。
 府警によると、男性は2~4月、インターネット広告からSNSに誘導され、堀江氏を名乗る相手とやりとりした。ボイスメッセージが送られてきたことなどから、本物の堀江氏だと信用。銀取引への投資を勧められ、指定された口座へ14回にわたり、計約2億2490万円を入金した。
 4月上旬、相手側のアカウントが消えていることに気付き、警察に相談したという。
 警察庁によると、昨年のSNS型投資詐欺の被害額は約277.9億円(2271件)。大阪府内では今年に入って約260件発生し、被害額は計約31億3700万円に上るという。 
 同様の詐欺被害を巡っては、実業家の前沢友作氏らが、著名人の顔写真を無断で使って投資を呼び掛ける偽広告の規制を訴えている。
[時事通信社]

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