石川、無心で投げ込む=1カ月ぶり先発で好投―プロ野球・ソフトバンク
テーマは「何も考えない」。ソフトバンクの石川が1カ月ぶりの先発登板で持ち味を存分に発揮した。6回3安打1失点にまとめ、「自分のいいと思う球を投げ込めたのが結果に結び付いた」と充実した表情で話した。
立ち上がりに1点を失っても、「変な気持ちにならず、自分のいい球を投げられたのが良かった」。積極的に振ってくる日本ハム打線にテンポ良く投げ続けた。内角の直球を詰まらせたフライが目立ち、5奪三振でゴロアウトはなし。三~六回は走者を出さず、71球で降板した。
2020年の最多勝右腕も、翌年以降は勝ち星が伸びず。試行錯誤を重ねても好転せず、22、23年と2年連続で12球団で最も与四球が多かった。この日は無心でストライクゾーンでの勝負に徹して無四球。今季開幕直後から中継ぎに配置転換されたことも、思い切りの良さを取り戻す手助けになった。
ただ、満足はしていない。4月末に西武の今井に習った新球種のスライダーが決まらず、「引き続き調整したい。磨けば武器になる」。飽くなき向上心をのぞかせた。
[時事通信社]
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