米、ハッカー集団幹部を起訴=120カ国で775億円奪取か
【ワシントン時事】米司法省は7日、身代金目的でデータを暗号化するウイルス「ランサムウエア」を使い、1億ドル(約155億円)を盗み取ったとして、ハッカー集団「ロックビット」のロシア人幹部、ドミトリー・ホロシェフ被告(31)が起訴されたと発表した。
発表によると、ロックビットは2019年9月以降、日本や英国、フランス、中国、オーストラリアなど少なくとも120カ国で2500件以上のランサムウエア攻撃を実施。総額5億ドル(約775億円)以上を奪取したとされる。
被害は企業や病院、学校、重要インフラ、政府機関などに及び、米国だけで1800件に上ったという。司法省高官はロックビットを「世界でも最も危険なランサムウエア集団の一つ」と語る。
ホロシェフ被告は拘束されておらず、米国務省は7日、逮捕につながる情報提供者に最大1000万ドル(約15億円)の懸賞金を出すと発表した。財務省も英豪当局と連携し、被告を制裁対象に指定。米国内の資産が凍結される。
[時事通信社]
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