2024-05-02 07:53スポーツ

佐藤、有終の美誓う=日本の背番号10―サッカー五輪予選

決勝のウズベキスタン戦に向け、調整する佐藤(左)=1日、ドーハ
決勝のウズベキスタン戦に向け、調整する佐藤(左)=1日、ドーハ

 【ドーハ時事】サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU23(23歳以下)アジア・カップで、日本は3日午後6時半(日本時間4日午前0時半)からドーハでウズベキスタンとの決勝に臨む。準決勝を突破した時点で8大会連続12度目となる五輪出場は決定。2016年以来4大会ぶりの優勝へ、MF佐藤恵允(ブレーメン)は「アジアの頂点になるのは自信になるし、チームの向上としても大きな試合になる」と話す。
 コロンビア人の父と日本人の母を持つ。明大4年だった昨夏、Jリーグを経ずにドイツへ。トップチームで出場機会は得られていないが、スピードと身体の強さを前面に出した推進力に磨きがかかっている。
 日本代表の背番号10。今大会は全5試合に出場し、まだ得点はない。「もう少しゴールに直結したプレー、ゴールから逆算した動きを増やしていけば得点につながる」。取れそうな感覚はある。
 日本が前回優勝した8年前。逆転勝ちした韓国との決勝で、それまで無得点だった浅野(現ボーフム)が決勝点を含む2得点を挙げ、「ジャガーポーズ」とともに時の人となった。そのことを振られた佐藤は「そうなりたいですけど」と笑みを浮かべつつ、「チームの優勝のために自分はやるだけ」。自然体で挑む。
[時事通信社]

決勝のウズベキスタン戦に向け、調整する佐藤(右)=1日、ドーハ
決勝のウズベキスタン戦に向け、調整する佐藤(右)=1日、ドーハ

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