2024-05-01 16:08スポーツ

バイエルン、目覚ましい反撃=4季ぶり決勝は射程圏内―サッカー欧州CL

レアル・マドリード戦の後半、ゴールを決めて喜ぶバイエルン・ミュンヘンのサネ=4月30日、ドイツ・ミュンヘン(EPA時事)
レアル・マドリード戦の後半、ゴールを決めて喜ぶバイエルン・ミュンヘンのサネ=4月30日、ドイツ・ミュンヘン(EPA時事)

 【ミュンヘン(ドイツ)時事】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦で30日、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)がホームでレアル・マドリード(スペイン)と2―2で引き分けた。終盤にPKで追い付かれて白星こそ逃したが、4季ぶりの決勝進出は射程圏内にある。
 後半の反撃は目覚ましかった。1点を追う後半8分、サネが右からペナルティーエリア内へ切り込み、豪快に左足を振り抜いて同点ゴール。その4分後にはケーンがPKを沈めて、一気に試合をひっくり返した。ボール支配率やシュート数でレアルを上回り、多くのチャンスをつくり出した。
 今季はドイツ1部リーグで12連覇を逃し、タイトルの可能性が残っているのは欧州CLのみ。4季ぶりの制覇へ選手の懸ける思いは強く、ケーンは「チャンピオンズリーグは最大の舞台。何とか(タイトルを)手にできれば、素晴らしいシーズンになる」と言った。
 敵地での第2戦が厳しい戦いになるのは覚悟の上だ。今季限りで退任するトゥヘル監督は「状況は非常に明確。勝者が全てを手にする。まだ可能性があり、戦う準備はできている」。過去6度優勝の意地を見せられるか。
[時事通信社]

レアル・マドリード戦の後半、PKを蹴るバイエルン・ミュンヘンのケーン(中央)=4月30日、ドイツ・ミュンヘン(EPA時事)
レアル・マドリード戦の後半、PKを蹴るバイエルン・ミュンヘンのケーン(中央)=4月30日、ドイツ・ミュンヘン(EPA時事)

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