10年に1度の「大開帳」=川崎市〔地域〕
川崎市の川崎大師で5月1日から、10年に1度行われる「大開帳」が始まった。期間中はご本尊の厄よけ弘法大師像の前にある御戸帳(みとちょう)が引き上げられ、最終日の31日までさまざまな法要が予定されている。初日の1日は「開白奉告法要」「開白大法要」などが貫首(かんす)の藤田隆乗(りゅうじょう)大僧正らにより営まれた。
川崎大師の大開帳は、記録では江戸時代の1751年から不定期で始まり、明治時代の1884年以降10年に1度の開催になった。「赤札授与の大開帳」としても知られ、期間中は弘法大師の直筆と伝わる「南無阿弥陀仏」の6文字を貫首が手刷りした赤札と呼ばれる護符が参拝者に配られる。赤札は息災延命のご利益があるとされる。
川崎大師によると、2014年の前回は約200万人が参拝に訪れた。「今回は新型コロナからも回復傾向で、前回並みの多くの人に来ていただけるのではないか」(広報課)と話している。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手