インドネシア、68年ぶり五輪王手=29日に準決勝―サッカー
【ジャカルタ時事】カタールで行われているサッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU23(23歳以下)アジア・カップ準々決勝で、インドネシアが韓国を破って4強入りし、五輪出場に王手をかけた。29日の準決勝ではウズベキスタンと対戦。勝てば68年ぶりの五輪切符を獲得する。
1次リーグA組ではオーストラリアに勝つなど、2勝1敗の2位で堂々通過。26日の韓国戦は2―2のまま延長でも決着がつかなかったが、PK戦を11―10で制した。
チームを率いる韓国出身の申台龍監督は4強入りを決めた後、アジア連盟のホームページで「われわれは進歩を続けていて、今ではどんな対戦相手とも戦える」と自信を語った。韓国の黄善洪監督は「申監督の存在がチームを強くした」と認め、テレビ解説者も「これまで体力面が弱点とされてきたインドネシアのチームを申監督が徹底的に鍛え上げた」と評価する。
さらに国内メディアは、攻撃的なポジションにオランダ出身でインドネシアの国籍を取得した選手を複数配置したことも強化に貢献したと指摘する。
昨年、政治的な理由でU20男子ワールドカップ(W杯)のインドネシア開催が取りやめとなった。今回のチームには大会に向けて強化を進めながらも、出場機会を奪われた選手が複数、含まれている。A代表も26年W杯2次予選F組で2位と順調な戦いぶりを見せている。五輪出場が決まれば、さらに盛り上がりそうだ。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
能登漁港復旧へ技術的助言=16日に金沢で有識者会議―水産庁
-
5月長プラ、1.70%へ上げ=13年1カ月ぶり水準―みずほ銀
-
青学大など先勝=東都大学野球
-
円、155円台後半=ロンドン外為
-
岸田首相、農業所得向上訴え
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手