丸山和「コンパクトに」適時打=定着狙う3年目外野手―プロ野球・ヤクルト
好調のバットでリードを広げた。ヤクルトの丸山和が四回にチームの5点目をたたき出す適時打。相手の青柳をマウンドから降ろす一打となり、「1点でも多く追加点を取りたかった」と語った。
四回1死二、三塁。外角の141キロを逆らわずに左前へ運んだ。「大振りせずにコンパクトに打つことができた」と納得の一打。塁上で手をたたいて、笑顔を見せた。
大卒3年目の今季は開幕1軍をつかんだものの、青木、西川ら実力者がそろう外野で途中出場が中心だった。それでも、数少ない機会をしっかりと物にした。打席での意識は「来た球にタイミングを合わせることに集中している。欲を出さないように」と明かす。
23日の広島戦から3試合連続でスタメン出場。村上、サンタナら好調な中軸の前を打つ2番に抜てきされた。勢いそのままに、レギュラー定着を狙う。
[時事通信社]
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