2024-04-24 04:46スポーツ

「2世選手」注目のデビュー=有望株ホリデーら―米大リーグ

米大リーグ、レッドソックス戦に出場したオリオールズのホリデー=10日、米ボストン(ロイター時事)
米大リーグ、レッドソックス戦に出場したオリオールズのホリデー=10日、米ボストン(ロイター時事)

 【ニューヨーク時事】開幕して約1カ月の米大リーグで、元メジャー選手を父に持つ投打の若手有望株がデビューを飾った。オリオールズのジャクソン・ホリデー内野手(20)と、レンジャーズのジャック・ライター投手(24)。注目の中、父と同じキャリアの第一歩を踏み出した。
 大リーグ公式サイトで今季の有望株1位に挙げられるホリデーは、メジャーのキャンプに招待選手として参加。オープン戦で菊池雄星投手(ブルージェイズ)から満塁本塁打を放つなど活躍し、今月10日に初昇格を果たした。父はカージナルスなどで活躍した外野手で、オールスター戦に7度選出されたマット氏。出場4試合目で初安打も記録した息子は「ここに慣れて、もう少し打って、落ち着いてプレーできるようになるのが楽しみ」と話す。
 ライターはメッツなどでプレーした元投手、アル氏の息子。伯父のマーク氏と、いとこのマーク・ライター・ジュニア投手(カブス)も親子大リーガーで、アル氏とマーク氏は史上初の「兄弟ともに親子大リーガー」となった。ライターは18日のタイガース戦でメジャー初登板。前田健太投手と投げ合い、四回途中7失点のほろ苦い結果に。翌日にマイナー行きが決まり、再昇格を目指すことになった。
 2世代での大リーガーは、ケン・グリフィー親子やボビー・ボンズ氏とメジャー最多762本塁打のバリー氏らが知られる。アル氏は息子のメジャーデビューを受け、米メディアに「父親としての自分の夢だった」とコメント。門出を祝い、さらなる成長にも期待を込めた。 
[時事通信社]

米大リーグ、タイガース戦で先発登板したレンジャーズのライター=18日、米デトロイト(ロイター時事)
米大リーグ、タイガース戦で先発登板したレンジャーズのライター=18日、米デトロイト(ロイター時事)

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