岸、口火切る一発=連敗ストップの良薬に―プロ野球・西武
伸び盛りの右打者が架けたアーチは、連敗を抜け出せずにいたチームにとって最高の良薬になった。2試合続けて2番で出場した西武の岸が一回、豪快な一打で口火を切った。
好結果の伏線は前を打つ長谷川の打席にあった。二ゴロに倒れたが、際どいコースを見送り、楽天の早川に6球を投げさせた。「ハセ(長谷川)がフルカウントまで粘ってくれたおかげで、球を多く見ることができた」と岸。球筋を頭に入れて準備万端。2球目の甘い直球を捉えると、打球はファンの待つ左翼席に吸い込まれた。5試合ぶりの先制点をたたき出したソロで勢いづき、この回一挙3点。上々の滑り出しを見せた。
外野手の戦力充実は大きな課題だが、新加入のコルデロは2軍で調整中。昨季61試合に出場した27歳は、定位置争いを勝ち抜く思いを強く持ちながらも「外野手全員でチームの勝利に貢献していきたい」。岸の本塁打を「演出」した長谷川も外野を守る21歳。シーズン序盤でつまずいたチームを浮上させるには、若武者たちの成長が欠かせない。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
韓国を「北朝鮮」と紹介=パリ五輪〔五輪〕
-
「五輪旗逆さま」のミス=パリ五輪〔五輪〕
-
大谷、一回は二塁打=千賀、勝利投手の権利得る―米大リーグ
-
ロシア資産活用、10月までに=G7「建設的な議論」―米財務長官
-
幕開けは美しく、強く=パリの街で史上最大―五輪開会式、舞台はセーヌ川〔五輪〕
写真特集
-
【パリ五輪】開会式
-
【ブレイキン】日本のブレイクダンサー〔パリ五輪〕
-
【野球】投打「二刀流」大谷翔平〔2024〕
-
【野球】プロ野球の歴代最多勝投手
-
【サッカー】U23日本代表2024〔パリ五輪〕
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手