クボタ、大型鋳物から撤退=年内に「祖業」縮小
農業機械大手クボタが製鉄所の圧延設備などに使う大型鋳物の製造・販売を2024年中に終えることが19日、明らかになった。鋳物は同社の祖業。市場縮小で事業の一部撤退に踏み切る。
クボタは1890年、鋳物メーカーとして創業した。近年は大型鋳物の供給先となっている製鉄業界や製紙業界で設備投資が停滞しており、同社は老朽設備を更新せずに大型鋳物からの撤退を決めた。今年夏までに枚方製造所(大阪府枚方市)の生産ラインを停止する。
大型以外の鋳物の生産・販売は続ける。石油化学プラント向けに需要拡大が見込まれており、経営資源を集中する。
[時事通信社]
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