2024-04-18 14:34スポーツ

欧州舞台、躍進に幕=先発で挑んだ冨安―サッカー欧州CL・アーセナル

バイエルン・ミュンヘン戦、プレーするアーセナルの冨安(右)=17日、ドイツ・ミュンヘン(ロイター時事)
バイエルン・ミュンヘン戦、プレーするアーセナルの冨安(右)=17日、ドイツ・ミュンヘン(ロイター時事)

 【ミュンヘン(ドイツ)時事】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は17日、各地で準々決勝第2戦が行われ、冨安健洋のアーセナル(イングランド)は敵地でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に0―1で敗れ、2戦合計2―3で敗退した。アルテタ監督は「小差だった。結果には失望しているが、選手たちが努力してくれた姿勢を誇りに思う」と話した。
 冨安はホームで引き分けた第1戦メンバーから唯一入れ替わり、左サイドバックで先発。けがから3月末に復帰後は途中出場が続いていたが、昨年12月以来の先発起用が、重要な一戦で巡ってきた。
 果敢に挑んだ。ドイツ代表サネと対峙(たいじ)。テクニックとスピードを兼ね備えたドリブラーを絶妙な間合いで抑えた。ただ、攻撃に有効には参加できず、後半18分の失点場面では目の前のスペースにキミヒに走り込まれ、頭で決められた。
 冨安は今季がCL初挑戦だった。欧州最高峰の舞台で久々に躍進した名門チームと共に貴重な経験を得たが、最後に苦みも味わった。
 「敗退の痛みは残るが、またすぐに戦うべき試合があることは素晴らしいこと」と指揮官。優勝に望みを残す国内リーグでも、日本代表DFの奮闘が期待される。
[時事通信社]

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