トラックやバスにAT免許=26年度から、運転手不足問題で―警察庁
トラックやバスに必要な中型、大型自動車免許などについて、警察庁は18日、クラッチ操作がないオートマチック(AT)車限定の免許導入に向けた道交法施行規則改正案を公表した。2026年度以降の施行を目指す。
AT車の普及や、残業規制強化で運転手不足が懸念される「2024年問題」を受けた対応。マニュアル免許を理由に大型免許などの取得をちゅうちょする人も一定数おり、AT免許の導入が課題だった。
新たにAT免許が導入されるのは、運送トラックなどの大型(車両総重量11トン以上)、中型(同7.5トン以上11トン未満)、準中型(同3.5トン以上7.5トン未満)と、路線バスや観光バスなどの中・大型二種。マニュアル免許に比べ、技能講習時間が4時限短縮される。
警察庁などによると、昨年販売された大型バスの約9割、大型トラックの約7割はAT車。中・大型免許取得の条件となる普通自動車免許は、22年の合格者の72.9%がAT限定だった。
改正案には、マニュアル免許の技能試験などで、クラッチ、ギア操作以外の項目はAT車を使うことも盛り込んだ。普通自動車も対象で、25年度から始まる見通し。
[時事通信社]
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