日本は金13、阿部詩が銀?=開幕100日前のメダル予想―パリ五輪
【ロンドン時事】パリ五輪開幕まで100日となった17日、米国の大手データ会社グレースノートがメダル予想を公開した。日本は金13、銀16、銅20の計49個。総数は過去最多だった2021年東京五輪の58個から9減で、国・地域別では6位。金は27個を獲得した東京の半数以下とした。
金は柔道、レスリング、体操が各3個。柔道は男子66キロ級の阿部一二三(パーク24)が連覇とし、妹で女子52キロ級前回覇者の阿部詩(同)は銀と予想。女子48キロ級の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)、混合団体が金。レスリングは女子で50キロ級の須崎優衣(キッツ)が連覇で、53キロ級の藤波朱理(日体大)、57キロ級の桜井つぐみ(育英大助手)も優勝。体操男子は団体総合を制し、橋本大輝(セントラルスポーツ)が個人総合と種目別鉄棒で連覇とした。
陸上女子やり投げの北口榛花(JAL)、フェンシングで女子サーブルの江村美咲(立飛ホールディングス)と男子フルーレ団体、スケートボード女子パークの開心那も金に挙がった。競泳では男子200メートルバタフライの本多灯(イトマン東進)の銅が日本勢唯一のメダルとした。
国・地域別では米国が金39個、総数123個でともに最多。開催国フランスは東京五輪と比べて金が3倍近い28個、総数は22増の55個とした。
[時事通信社]
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