2024-04-14 21:24スポーツ

曙さんに最後の別れ=師匠の元高見山ら葬儀参列―大相撲

大相撲で史上初の外国出身横綱となった曙太郎さんの葬儀で設けられた祭壇=14日、東京都内
大相撲で史上初の外国出身横綱となった曙太郎さんの葬儀で設けられた祭壇=14日、東京都内

 大相撲史上初の外国出身横綱として活躍し、今月上旬に心不全のため54歳で死去した曙太郎さんの葬儀が14日、東京都内で営まれ、角界関係者ら約300人が参列して最後の別れを惜しんだ。
 祭壇の中央には浴衣姿で笑みを浮かべる若かりし日の写真が飾られ、ひつぎには出身地の米ハワイ州の旗が掛けられた。同郷の師匠だった元関脇高見山の渡辺大五郎さんは「私はあと2カ月で80歳になる。もう少し頑張ってほしかった」と寂しそうな表情で語った。
 同じ1988年春場所初土俵の花田虎上さん(元横綱3代目若乃花)や浅香山親方(元大関魁皇)、弟弟子に当たる東関親方(元小結高見盛)らも弔問に訪れた。浅香山親方は「お互い元気な姿で会いたかった。ゆっくり休んでもらいたい」と悼んだ。 
[時事通信社]

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