カブス今永、粘って2勝目=味方の援護に感謝=米大リーグ
カブスの今永は味方の攻守に支えられて2勝目を手にした。敵地シアトルのマウンドの感触がつかめず、「(相手の)上手をいくのが難しかった」と言う苦しい投球。チェンジアップが決まらず有利なカウントにできない場面も目立ったが、真っすぐを主体に粘って最少失点でしのいだ。
そんな今永を同僚が力強く援護した。メジャー初失点を許した直後の三回に、鈴木が勝ち越し弾。連続四球でピンチを招いた六回は、三塁手のモレルが痛烈なゴロを横っ飛びで防いだ。今永は「あれがなければ、恐らくもっと失点をしていた。チームを救ってくれた」と感謝した。
大リーグデビューから3試合、計15回3分の1で自責点はゼロ。それでも「本当のスタートは対策されて、打たれ始めてから。これからもっと苦しいことがある」。チームメートと勝利を喜びながらも、好結果に浮つく様子はなかった。(シアトル時事)
[時事通信社]
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