海外パビリオン着工3割足らず=PR強化、反転攻勢なるか―大阪・関西万博まで1年
2025年大阪・関西万博の開幕まで13日で1年になった。準備の遅れが表面化する海外パビリオンでは、自前で建設する約50カ国のうち、着工済みは3割弱にとどまり、政府や日本国際博覧会協会(万博協会)が支援を急ぐ。世論の批判が高まった開催費用の膨張対策では収支の管理を徹底。各国の展示内容など情報発信にも力を入れ、開催機運を盛り上げたい考えだ。
「関係者が一丸となって、未来を切り開く万博を共につくり上げ、必ずや成功に導いていこう」―。13日に都内で開かれた開幕1年前イベントで、訪米中の岸田文雄首相はビデオメッセージでこう訴えた。
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