2024-04-09 08:33社会

両陛下、12日に能登2町へ=再びお見舞い、3月に続き

天皇、皇后両陛下の能登被災地訪問
天皇、皇后両陛下の能登被災地訪問

 天皇、皇后両陛下が能登半島地震の被災者を見舞うため、12日に石川県穴水、能登両町を日帰りで訪問されることが9日の閣議で報告された。両陛下の被災地訪問は3月に続き2度目。大きな被害が出た奥能登4市町全てに足を運ぶこととなる。
 宮内庁によると、両陛下は12日午前、羽田空港発の特別機で能登空港(輪島市)に到着。自衛隊ヘリに乗り換えて午後、穴水町入りし、商店や住宅などの被災状況を視察し、避難所で被災者と面会する。
 続いてヘリで能登町に移動し、避難所で被災者を見舞い、被害が大きかった地域を視察する。
 両町では、災害対応に当たった関係者とも懇談し、夜に帰京する。悪天候時は翌13日に延期される。 
 両陛下は3月22日、輪島、珠洲両市を日帰りで訪れ、被災者を見舞った。側近によると、両陛下は両市以外の被災者も心配しており、奥能登地域の厳しい被災状況を踏まえ、宮内庁と石川県が再訪問を調整し実現した。
 両陛下が同じ県の被災地を続けて訪れるのは、皇太子夫妻時代の1995年2、3月、阪神大震災で被災した兵庫県以来となる。

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