大谷、4月にも「松井超え」=日本選手が今季達成可能な記録―米大リーグ
【ロサンゼルス時事】シーズンが開幕した米大リーグで、日本選手が今季達成する可能性がある節目の記録をまとめた。
ドジャースの大谷は3日の試合で今季初本塁打を放ってメジャー通算172本塁打。松井秀喜(元ヤンキースなど)が持つ大リーグでの日本勢最多記録175本にあと3本と迫り、4月中にも届きそうだ。200本塁打まではあと28本で、アジア出身選手最多記録を持つ秋信守(元レンジャーズなど、韓国)の218本にはあと46本。昨季44本塁打の大谷には到達可能な数字だ。
また、大谷は日米通算987安打(日本296、米国691)で、1000安打まであと13。大リーグ通算87盗塁で、100の節目も間近だ。
大谷と同様に記録達成ラッシュになりそうなのがパドレスのダルビッシュ。現在、日米通算196勝(日本93、米国103)で、200勝まであと4勝。プロ野球楽天の田中将がヤンキース在籍時の78勝を加えて日米通算197勝としており、しのぎを削った右腕同士のどちらが先に大台に到達するか注目される。
ダルビッシュのメジャー通算奪三振数は日本勢歴代最多の1945個で、2000個到達が射程圏内。大リーグ公式サイトによると、過去に87投手がその数字をクリアしている。
タイガースの前田は大リーグ通算953奪三振で、1000奪三振が目前。メッツの千賀は日米通算100勝にあと1勝、同1500奪三振にあと46奪三振としており、レッドソックスの吉田はあと2本で日米通算150本塁打となる。(記録は3日時点)。
[時事通信社]
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