日ウクライナの連携確認=訪米前に首脳電話会談
岸田文雄首相は3日、ウクライナのゼレンスキー大統領と約30分間、電話会談を行った。ロシアの侵攻が続いていることを踏まえ、引き続き緊密に連携しながら日本が復旧・復興支援に当たる方針を確認。首相は自身が8日から米国を訪問するのを前に、欧米主要国と連携して支援を継続する考えを伝えたとみられる。
両氏の電話会談は昨年11月以来。首相は2月に東京で開いた「日ウクライナ経済復興推進会議」に触れ、「成果を着実に実施していきたい」と強調。大統領は謝意を示した。
日本はウクライナと、同国に対する安全保障上の支援に関する2国間協定の締結に向けて交渉を続けている。日本政府関係者によると、会談で首相は交渉進展への意欲を伝えた。
[時事通信社]
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