2024-04-03 17:23スポーツ

「過去の自分超えたかった」=入江陵介の一問一答

引退記者会見に臨む競泳の入江陵介=3日午前、東京都内
引退記者会見に臨む競泳の入江陵介=3日午前、東京都内

 引退表明した競泳男子の入江陵介の主な一問一答は次の通り。
 ―東京五輪からの3年はどんな時間だったか。
 東京五輪が(当初の予定通り)2020年に開催されていたら、やめていたかもしれない。1年延期、無観客試合でどこか物足りない気持ちがあった。福岡の世界水泳も延期になり、気付けばパリ五輪。延期によって選手寿命を延ばせた。
 ―09年に出した日本記録について。
 過去の自分を超えたいという気持ちを持って練習してきた。どこか遠いタイム。100メートルでは少し近づいていたので、年を重ねてもチャレンジすれば記録を超えられると思ってやってきた。苦しんだ部分もあるが、記録があったから厳しいことに耐えられた。
 ―今後挑戦したいことは。
 後進の育成や、ベビーからシニア層にかけて水泳の楽しさを伝えたい。大学院進学や、アナウンサーが小さい時の夢でもあり、(競技の魅力を)伝える立場にもなりたい。
[時事通信社]

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