ブライトン、230億円超のプレミア最高益を記録
【ロンドンAFP=時事】サッカーイングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCは2日、昨季リーグ史上最高となる1億2280万ポンド(約234億円)の税引き後利益を出したことを発表した。≪写真は、グリムズビー・タウンとのイングランドFAカップ準々決勝で、チーム5点目を挙げて喜ぶブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCの三笘薫≫
ブライトンは昨季、チームが過去最高の成績を残し、さらに複数の主力選手を高額で売却したため、収益が2億450万ポンド(約390億円)に増加した。
選手では、マルク・ククレジャをチェルシー、アレクシス・マック・アリスターをリバプール、イブ・ビスマをトッテナム・ホットスパーへそれぞれ売却し、合計1億4400万ポンド(約274億円)の収入を得た。
これは昨年6月30日までの数字で、モイセス・カイセドのチェルシー移籍は会計年度をまたいでいたため、プレミア史上最高を記録した同選手の移籍金1億1500万ポンド(約219億円)は含まれていない。
チーム成績では、グラハム・ポッター監督をチェルシーに引き抜かれながら、プレミアリーグ6位に入って初めてヨーロッパリーグ出場を決め、FAカップでベスト4入りしたことも収益を押し上げた。
ロベルト・デ・ゼルビ現監督についても、来季はリバプールやドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘンを率いるとのうわさがあるが、ポール・バーバー最高経営責任者(CEO)は、2シーズン連続の欧州カップ戦出場とクラブ初のタイトル獲得に意欲を見せている。
ブライトンは現在、9節を残してリーグ9位につけている。【翻訳編集AFPBBNews】
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