サッカー独代表、背番号4の書体変更へ ナチスロゴと類似の指摘
【ベルリンAFP=時事】ドイツサッカー連盟(DFB)は1日、代表ユニホームの背番号の4の書体について、ナチス・ドイツのシンボルに類似しているとの指摘が出たことを受けて変更する方針を明らかにした。≪写真はフランス代表とのサッカー国際親善試合で背番号4を着用するドイツ代表のヨナタン・ター〈左〉≫
独代表は6月から7月にかけて自国で開催される欧州選手権に備える中、先月行われたフランスとオランダとの親善試合で新しい書体のユニホームを着用したが、そこで4の文字がナチス親衛隊(SS)のロゴに似ていると言われていた。
特に背番号44の組み合わせがSSのロゴに酷似するとして物議を醸しており、独紙ビルトによれば、独代表のユニホームなどを提供する同国スポーツ用品大手アディダス社は1日午前、独代表ユニホームのウェブサイト上でのパーソナライゼーションを停止し、44番で注文済みの分の出荷も取りやめた。
DFBは「0~9の番号をチェックした上で、再確認のため欧州サッカー連盟(UEFA)に1~26までの番号を提出した」と発表。「作成過程でナチスのシンボルとの類似性を感じた関係者は一人もいなかった」と説明しつつ、「議論の余地」を与えたくないとして、UEFAと連携しながら4の数字の代替デザインを開発すると述べた。
独代表の公式キットについては先日、1950年代から提供を続けてきたアディダスから、2027年に米スポーツ用品大手ナイキへ変更されることが発表されている。【翻訳編集AFPBBNews】
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