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2024-04-02 17:00World eye

Ｆ１興行主リバティメディア、ＭｏｔｏＧＰの買収発表

【パリＡＦＰ＝時事】フォーミュラワン（Ｆ１、Ｆ１世界選手権）の興行主である米リバティメディアは１日、ロードレース世界選手権のＭｏｔｏＧＰシリーズを４５億ドル（約６８２０億円）で買収することに合意したと発表した。≪写真は資料写真≫
　ＭｏｔｏＧＰ側の発表によると、同シリーズの主催者でスペインに拠点を置くドルナスポーツの株式を、リバティメディアが「約８６パーセント」取得した。買収は２０２４年末までに完了する予定で、さまざまな管轄区域の競争法および外国投資法当局の認可と承認が条件となる。
　英紙フィナンシャル・タイムズによると、サッカーフランス・リーグ１のパリ・サンジェルマンを所有するカタール・スポーツ・インベストメンツや、米総合格闘技団体ＵＦＣや米プロレス団体ＷＷＥを傘下に持つＴＫＯグループ・ホールディングスなども、ドルナスポーツと交渉していたという。
　ＭｏｔｏＧＰの事業本部は引き続きスペイン・マドリードに置かれ、１９９４年からドルナスポーツの最高経営責任者（ＣＥＯ）を務めているカルメロ・エスペレータ氏も留任する。
　エスペレータ氏は、今回の買収について「ＭｏｔｏＧＰの進化において完璧な次のステップだ」とし、「グローバルな競技として成長してきたことを誇りに思う。この取引は、現在のこの競技の価値と成長の可能性の証しだ」と述べた。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】

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