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2024-03-28 18:18World eye

スペイン連盟前会長に禁錮２年半求刑 女子Ｗ杯で選手にキス

【マドリードＡＦＰ＝時事】スペインサッカー連盟（ＲＦＥＦ）のルイス・ルビアレス前会長が、同国女子代表のＭＦヘニフェル・エルモソに無理やりキスをした問題で、検察がルビアレス氏に対し禁錮２年６月を求刑していることが、２７日に分かった。≪写真はスペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス前会長≫
　ＡＦＰは検察が全国管区裁判所に提出した資料を確認した。それによれば、検察側はルビアレス氏に最低５万ユーロ（約８１８万円）の賠償金支払いも求めている。
　ルビアレス氏は、スペインが優勝した昨年８月の女子Ｗ杯オーストラリア・ニュージーランド大会の表彰式でエルモソの頭を両手で押さえ、唇に無理やりキスをした。この件は世界中で怒りを呼び、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）は同氏に資格停止処分を科した。
　ルビアレス氏はキスは「同意の上」だったと主張していたが、エルモソは否定していた。
　ルビアレス氏は、キスを強要した性的暴行の罪と、その後にキスが同意の上だったと「公に証言」するようエルモソに圧力をかけた脅迫の罪に問われており、検察側はそれぞれの罪に対し禁錮１年と禁錮１年６月を求めている。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】

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