北朝鮮、「橋渡し役」期待か=日米韓の連携乱す狙いも
【ソウル時事】北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長が岸田文雄首相から首脳会談の意向を伝えられたと明かした背景には、安全保障面などで協力を深める日米韓の歩調を乱す狙いがあるとみられる。韓国との対話の窓が閉ざされる中、北朝鮮が11月の米大統領選をにらみ、日本を「米朝首脳会談の橋渡し役として利用する可能性がある」(韓国の専門家)との見方も出ている。
韓国を「第一の敵対国」と位置付け、対米関係前進の見通しも開けていない北朝鮮としては、首脳会談に意欲を見せる日本との関係だけでも改善しておきたいのが本音だ。
日米韓のうち、北朝鮮が最も重視してきたのが米国だ。だが、米朝関係は2019年2月にハノイでの首脳会談が決裂して以降、冷え込んでいる。
米大統領選ではトランプ氏再選の可能性が伝えられており、北朝鮮はその前に米国との交渉再開の機会を探ろうとしているもようだ。首相の4月の訪米を控えたタイミングを意識した可能性もある。
[時事通信社]
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