ピカソ美術館、テーマごとの新展示 スペイン
【マラガ(スペイン)AFP=時事】巨匠パブロ・ピカソの生まれ故郷、スペイン南部マラガにあるピカソ美術館が、作品を年代順ではなくテーマごとに並べ替えた展示を19日から開始した。スペイン初公開の10点を含む141点が展示されている。≪写真はスペイン・マラガのピカソ美術館で始まったテーマ別の新展示≫
同美術館ではこれまでピカソの作品を、青の時代、バラ色の時代、キュービズムの時代、シュールレアリスムの時代などと呼ばれる主要な時期ごとに分類して展示してきたが今回、異なる時代の作品をテーマ別にまとめた。
新展示のキュレーターを務めた米トリニティ・カレッジのマイケル・フィッツジェラルド教授(美術史)によると、ピカソの作品の中で展示されることの少ない陶芸作品にも力を入れた。
ピカソのひ孫に当たるベルナール・ルイスピカソ氏は、時代や技法の異なる作品を組み合わせることで「彼の人生のさまざまな瞬間を結びつけることができる」と語った。
同展は2027年3月まで。【翻訳編集AFPBBNews】
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