2024-03-05 17:53政治

自民「解体的に出直し」=運動方針案、裏金事件を陳謝

 自民党は5日の総務会で、2024年運動方針案を了承した。派閥の政治資金パーティー裏金事件について「真摯(しんし)に反省し、国民に深くおわび申し上げる」と陳謝。その上で「解体的に出直す覚悟で不断の改革努力に最優先で取り組む」と表明した。17日の党大会で決定する。
 方針案は、古い政治との決別を掲げ、派閥について「二度と復活させない」と宣言。政治資金の透明性を確保するため、政治資金規正法改正など「法整備を早急に進める」と記した。政治刷新本部の「中間取りまとめ」に基づき、党機能・ガバナンス強化を進める考えも示した。
 憲法改正を巡っては、国会に機関を設けて「原案を作成する」とした上で、年内の改憲実現を目指して「国民投票を通じ、主権者である国民の判断を仰ぐ」と打ち出した。 
[時事通信社]

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