2024-03-05 14:31スポーツ

渡辺、トレードも前向きに=「最終的に自分次第」―NBA

ネッツ戦でプレーするグリズリーズの渡辺雄太(中央)=2月26日、米テネシー州メンフィス(ロイター時事)
ネッツ戦でプレーするグリズリーズの渡辺雄太(中央)=2月26日、米テネシー州メンフィス(ロイター時事)

 【ニューヨーク時事】米プロバスケットボール協会(NBA)で、2月にサンズからグリズリーズにトレードで移籍した渡辺雄太。シーズン途中に環境が変わることになったものの、新天地は2018年から2シーズンプレーした古巣。「知っているチームに来られたのはありがたい。トレード先としては一番良かった」と前向きだ。
 昨季のネッツでの活躍が評価され、オフにフリーエージェント(FA)でサンズと契約。期待は大きかったが、シーズンが進むにつれてプレー時間が減った。今回のトレードをプラスに変えたいところだ。4日にニューヨークで行われたネッツ戦は右手首のけがで欠場。「(出場機会が増えるかは)最終的には自分次第。しっかりと今まで通り勝ち取ってアピールすることが大事」と気持ちを引き締める。
 今季はここまで2チーム合わせて34試合に出場し、1試合平均3.4得点。サンズに所属した1月下旬には「NBAであと10年やれるとは思っていないし、できてもあと2、3年。一日一日楽しまないともったいない」と話していた。夏にはパリ五輪も控えており、トレードや出番減少といった逆境をバネにさらなる成長を目指す。 
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集